※バカ長い上に下ネタ注意
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ずっと前から応援しているアイドルグループが、紅白歌合戦に紅組として初出場することになった。
紅組で今年初出場のアイドルといえば一組しかいないから、もうわかるだろうけど。
BiSH!!!!!です!!!!!
(このツイートの写真、なんでアー写とかじゃなくてこんなゆるいやつなの笑 かわいい)
ことの始まり
それは、まだBiSHが結成されてもいない、2012年まで遡る。
当時大好きだったバンド、「アーバンギャルド」の「アーバンギャルドの病めるアイドル五番勝負!!!!!」というライブで、BiSHの先輩グループにあたるBiSと出会った私は、「こ、こ、これがアイドル!?」と衝撃を受けた。
アイドルなのに、ユニゾンじゃないの?
アイドルなのに、全裸で森を駆け抜けた上にペンキまみれになってる…!
アイドルなのに、釘バット持ってる…!
アイドルなのに、パンクだ…!!
当時、私はひねくれにひねくれていて、西野カナとかAKBとか、みんなが聴いているような音楽がどちらかというと嫌いだった。
「アイドル」といえば、可愛い顔を売りにして、媚びて、みんなで同じ旋律を歌って……。
BiSは、そんな私の中の「アイドル」という概念をぶち壊してしまった。泥臭くて女子のゴタゴタもあってちょっぴりヘタクソなところもあって、変顔だって見せる。
「アイドル」の魅力はこうやって人間味や努力を見せるところにあるのかもしれないと思わせてくれた。
「新生(Brand-new)アイドル(idol)研究会(Society)」の名の通り、BiSを知れば知るほど、アイドルの知らないところを知ることができた。
時は経ち2014年、そのBiSは解散してしまう。
解散ライブに行きたかった。でも平日で、当時母親のために大学で良い成績を取るのが全てだった私は、大学を休んでライブに行くということができなかった。
「ODD FUTURE」のMVを見てファーストサマーウイカの虜になった私は、「推しのBiSとしての最後、見届けたかったな…」と思いながら授業を受けた。
それはもうめちゃくちゃに後悔した。
(ウイぽんのことは今も大好き めちゃくちゃ有名になってめちゃくちゃ嬉しい)
観た方がいい これを観た後にウイぽんの「カメレオン」を聴いた方がいい
BiSHとの出会い
正直、Twitterでの情報発信と、SoundCloudで「スパーク」や「サラバかな」が公開されていただけの時は、「ふ〜ん」くらいな感じだった。
本格的に「これだ!!!」と思ったのは、「BiSH -星が瞬く夜に-」のMVを観た時。
アイナ・ジ・エンドのハスキーボイス、セントチヒロ・チッチの突き抜けるようなまっすぐな声、他の2人はあんまり歌割りないけど、でもこのバランス感!これだ!これがBiSをもう一度始める、かぁ!!と、なんか納得した。笑
BiSをあまり応援できなかった分、BiSHは最後まで見届けたい、と思った。
ちなみにこの時から推しはチッチ。チェキとかを見せると「なんか2人(チッチと私)似てない?」と言われることがあったけど、それは私が死ぬほど寄せてたからです!!真似して髪を伸ばしてたけど限界が来て切ってしまったので、今は全然似てない。w
個人的事件発生
1stアルバム「Brand-new idol SHiT」を聴いて、BiSHいいな〜かっこいいな〜と思っていたところに、個人的に重大な事件が発生する。
それは、2015年8月、1stシングル「OTNK」のMVの公開。
MVは別にいい、衣装もかわいいと思った。歌詞が衝撃的だった。「鎮火」だって?どう聴いても「ちんこ」だろうが!!!!!
当時、純粋だったわたしは、「コンドーム」とかもちょっと口に出すのが憚られるような、マイルドな下ネタでさえもNGな女子だったのだ。(下ネタが嫌いなのが悪いってことはないです 人前では言わない方が、多分、いい。笑)
それが、好きなアイドルが、「ちんこ」て。「ちんこ」て。
こんなの、一人カラオケでも歌えないよ!!!!!
そう思った結果、BiSHからは離れることにしてしまったのだ。
正直、CDは聴くもののライブなどに行ったことはない程度のファンだったので、彼女たちの過激さをよくわかっていなかった。だから、ちょっとショックを受けたのだ。
またBiSHを好きになったきっかけ
これがまたバカみたいな話なのだけど、戻ってきたきっかけも「OTNK」だった。
当時の彼となぜかちんこの話になり、「歌の中で『ちんこ(当時は言葉を濁したかも知れないw)』って言ってる歌あるよ」と話したのがきっかけで、もう一度「OTNK」を聴くことがあった。
やっぱりこの曲、かっこいいんだよなぁ…離れてる間にアルバム出てる、うわ、「My distinction」めっちゃいい…なにこれ…BiSH最高やん…
そんなこんなで、私はまたBiSHのファンになった。
初めての現場
私のBiSH初めての現場は、「DEADMAN」のリリースイベントだった。
駅でメンバーが集合しているところにテンション上がりすぎて「今から行きます!」と声をかけてしまったことを今でもめちゃくちゃ覚えてる。ダメだろ。笑
そんなに大きくないステージでのライブだったけど、全然埋まらず、CD購入の順番を私の方が近くにいたからという理由で他の人が譲ってくれるような状態だった。今では、考えられないなぁ(古参アピ)
全握でリンリンが、私の着ていた服を褒めてくれた。
はにかみながら「その服かわいい」とだけ言ってくれた。めちゃくちゃ嬉しかった。
チッチとのチェキに並んだのに、システムがわかってなくてBiSH券を1枚だけ渡して、「2枚でチェキ撮れます」って言われた(当時は2枚でチェキだった)。慌てて買い増した。今では無理だなぁ(古株アピ)
2部のライブ前、リハで披露された「beautifulさ」の途中でチッチと目があった。チェキの時に「2部も見に来るね」と話したからか、思いっきり頷いて笑ってくれた。今思い出しても泣きそうなくらい嬉しかった。
本当に楽しくて、「また行かなくちゃ!」と思った。ライブに行くために頑張れた。当時電車で泣きながら通勤しているような状態だったけど、「BUDOKANもしくはTAMANEGI」や「beautifulさ」の歌詞に救われていた。
遠い存在だけど、歌詞や表情に人間のリアルさがあるところが身近に感じられて好きだと思った。
私の中の小さな変化
BiSHを本格的に好きになって、私の中に小さな変化が訪れる。
「ちんこ」と言えるようになったのだ。
これを見ている人で、「え、『ちんこ』って言えなきゃダメなの…?」と思ったあなた。そんなことありません。正直このちん…進歩はクソ、どうでも、いい、です。
でも、「ちんこ」が言えるようになってから数年後、BiSHの所属する事務所WACKの社是が発表され、なんか納得してしまった。
「ちんこ」って言えたらなんでも言えるよ。知らんけど。
※もちろんいつでもどこでも言うわけじゃないです。w
解散まで、いや、解散したって応援したい
そして昨日。BiSHの紅白歌合戦出場が発表された。
2年くらい前、「紅白出場予想」にBiSHが入っていただけで、「有名になったなぁ…」と嬉し泣きした私、昨日は本気で泣いてしまった。
とうとうここまで来たかぁ という気持ち
みんなすごく、頑張ったよね という気持ち
BiSHが悔しかった時、私も悔しかった。メンバー間でギクシャクした時期もあった。
ずっと見てきたし、BiSHを応援することを通して、たくさん元気をもらってきた。
彼女たちの夢が一つ叶ったこと、清掃員の夢が一つ叶ったこと、嬉しくてたまらなかった。
「プロミスザスター」で最高の景色を見せてくれると言ってくれた彼女たちが、本当に最高の景色を見せ続けてくれることが、本当に誇らしく思えた。
これからも応援しているよ。
改めて、紅白歌合戦出場おめでとう!!
(一つだけ、歌唱前の円陣が超不安、ルールは守ってほしいな!w)